2018年を振り返る

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IT業界にとっての2018年は、比較的平穏な年であった。しかし米国の

GAFAに代表される巨大IT企業に翻弄される2018年でもあった。

彼らのイノベーションは、日本の主要産業にも一定の影響力を与えるとと

もに、情報資産が新たなビジネスイノベーションに於いて、テクノロジー

の進化と相まって、世界を席巻するかの勢いでもあった。

ここにきて世界の主要国が、デジタル課税や規制にのりだす動きもある。

情報の集積と活用、それを具現化するテクノロジーは、将来のビジネスの

形だけではなく、社会構造や社会基盤にも大きな影響と変化をもたらすこと

となり、まさに現在は、国益をかけた世界情報戦争が開戦されたのである。

米中貿易戦争の背景は、まさにここにある。次世代型人工知能の進化は多様

な情報を最大化させる必要があり、開発には多額の資金も必要である。

インターネットやGPSが軍事技術からの転用され、現在に至った経緯を考慮

すると、軍事大国である米国や中国の産軍複合体が、この分野での覇権を

かけた戦いの序章が始まりつつあり、いずれにしても日本はプレヤーにはな

れず、サポターとしてこの勝負を見守るしかない。

ゆえにIT技術者の2019年は、ITトレンドの5年先を見据えた専門分野に

特化すべきベースをつくるべきである。

ちなみに社会変革のピークが2025年に到来するとの経済産業省の予測で

は、2025年に国やユーザーが必要とする先端IT技術者は、16万人不足

し必要とされる分野は以下のとおりである。(先端IT技術者のニーズが高い

技術分野)

〇ビックデータ

〇IoT/M2M

〇人工知能

〇情報セキュリティ

〇ロボット

〇クラウドコンピューティング

〇モバイル端末

〇ウェアブル端末

〇SNS

以上です。

今年も愛読いただきありがとうございました。2019年は波乱の幕開け

となるやもしれません。IT技術者はより能動的に時代を先読みし、自己の

価値を高めるための努力を惜しまない。これが成功への道筋です、来年も

よろしくお願いします。良いお年をお迎えください。